NY式ENGLISHのMAKIです
本日はベルリッツのGBCテスト対策をしている生徒さんとのレッスン
GBCテスト(Global Business Communication)とは、TOEICや英検と比べるとまだあまり知られていない英語力診断テストです
通常、会社経由で受験し、外資系のコンサルや製薬会社、金融機関で働いている方が、会社から受験を促されるケースが多いです
TOEICや英検と違う最大のポイントは、「インタビュー形式のスピーキングテスト」というところ
全体時間は20分、一問一答形式で進んでいきます
スコアは0.0~5.0で評価され、スコアは44項目にわたってつけられます
海外経験のない日本人が英会話スクールなどに通い、得られるスコアが1.5~2.5ということなのですが、
このテスト、0.1ポイント上げるのに、かかる時間の平均がなんと半年!スコアを0.2上げたいのであれば、1年ほどかかる、とのこと
評価の内容は3つのカテゴリーに分けられます
1Communication of information (情報伝達能力)(9ポイント)
2 Delivery (話し方、伝えかた)(6ポイント)
3 Language Areas (言語能力)(29ポイント)
合計 44項目
純粋な英語力以外にも、1のCommunication of Informationではロジカルな思考を問われる面があったり、2のDelivery ではジェスチャーを見られるところがあるのも特徴、なのですが、
やはり、言語能力が29/44を占めるのは見逃せません
本日は、
生徒さんと今後の課題の分析を一緒にしながらつくづく、「GBCテスト攻略方法=スピーキング攻略方法」だな、と再認識しました
海外でも、ネィティブとの会議でも「通じるスピーキング力」には書かせない3つの要素があります
それは
1正しい音声変化のルールを知ること(リスニング強化)
2正しい母音とアクセントの発音ができること(スピーキング)
3英文をチャンクで理解し、口からだせること(リスニング、スピーキング、リーディング、ライティング)
特に、日本の中高の教育だけで英語を習得している人ほど(そして受験で高得点を得ている人ほど)、「音声」に対する重要性が海外で使える英語力を身に着けた人と一番大きな差がでるところです
もしあなたが発音に自信がない、リスニングはそれほど得意ではない、のであっても、それは決してあなたのせい、ではありません
日本で普通に中高で英語を学んできた大人であれば、当然のごとく、「音声」や「発音」に対する力が不足しています
なぜなら、実践の場で通用する英語力を優先にして学校教育はできていないからです
足りない部分は、そこを重点的に追加していけばよいだけのこと!
もしあなたの発音に関するスコアが低かったり、審査員からのコメントで発音改善について書かれていたりすれば、「音声」と「発音」に対する需要度をこれまでの10倍上げるイメージでいきましょう
では、スピーキングに不可欠な3つの要素はそれぞれ何故大切で、どうやって身に着けたらいいのか?
次回説明していきます