NY式ENGLISHのMAKIです!
前回、文法、単語が合っているのにも関わらず、英語が聞き取れないのは、「音声変化のルール」を知らないから、と書きました
では、スピーキングで通じない一番の原因は?
それは、正しい発音ができていないから
単語も文法も合っているのに、なぜか、現地に行くと聞き返される、という人はまさにここが原因
(因みに日本で英会話に通っているけど、英会話のネイティブの先生には一度も聞き返されたことがないから大丈夫!」というのは大きな落とし穴。
なぜなら、日本にいる英会話の先生は、日本人英語に慣れすぎていて、普通のネイティブには理解できない英語もききとれてしまうからです
それで、海外の社員とズーム会議しちゃうと、全然通じない!なんてことに。。。)
では、どうしたら改善できるのか?
それは、「母音の発音とアクセント」を丁寧にする!です
なぜなら、ネイティブが他人の言葉を聞き取るときに判断材料にするのが、「母音の発音」、と「正しいアクセントの位置」だからです
【アクセントの位置】
NYのレストランでサラダをオーダーしたら、通じなかった理由は、「サラダ」と日本語のカタカナ発音していたから
例え1つの単語でも、アクセントの位置を間違えると、通じないのはよくある話
(私は高校生の頃、日本語発音で言った「ピアノ」が全く通じなかったのです!)
アクセントは辞書をみれば、発音記号のところに載っている
なので、新しい単語を学んだときは、必ず、発音記号を見て、アクセントの位置を確かめたうえで、その通りに声に出して何度も言ってみます
【正しい「母音の発音」】
よく、レッスンで生徒さんに発音指導をすると、
「こんなに1音1音レベルで発音矯正もするんですね!自分ではちゃんと話せてたと思っていたけど、これだと、全然言えてないのがわかりました。そりゃあ海外で現地の人に通じないはずだ、と今わかりました」
という言葉を聞くのですが、
ひとつひとつの細かい音、(例 /v/ , /f / , / th/ など)がきちんと発音できているかいないかで、相手にとっての聞き取りやすさが全然ちがうのです
特に音声だけで判断しなきゃいけない電話や、zoom会議では致命的に。。
中でもどんな単語にも出てくる母音は一番の優先順位!
日本語だとsun とmapはサン、マップと、どちらも「あ」という音で表すのですが、英語ではこれらは別々の2つの母音になります
つまり、日本語では「ア」としか発音してこなかった私たちはこれらの違い、を新たに学ばなくては、相手に伝わらない英語になってしまう!ということ!
これらの違いは日本の学校教育でもほとんど学ぶことがなかったので、どうしていいかわからない人も多いかもしれません
でも、大丈夫!解決方法はありますから
発音に関する書籍は多数本屋に並んでいるので、それらでもよいのですが、私のおすすめはyoutube動画で「母音の発音」を学ぶもの
こちらはみてもわかりやすい上、口の形などマネしやすいので、よかったら是非ご参考にしてみてください