スピーキング力アップに絶対必要な３つの要素

NY式ENGLISHのMAKIです

前回GBCテストの攻略方法でも少し触れましたが、現場やネィティブに通用する使える英語力（スピーキングもリスニングも）を確実に上げるためには絶対に不可欠な３つの要素があります

１音声変化のルールを知る（リスニング）

２正しい母音の発音、アクセントの位置を知る

３チャンクで英語を理解する

それぞれの重要性と、やり方をシェアします

１【音声変化のルールを知る】

まず、「話せるようになりたい！」という人の多くは今以上のリスニング力アップを目指すことをお勧めします

というのも、会話は、まず相手の言っていることを「聞き取れない」と、続かないからです

「聞き取れない」人に一番多い理由が、単語一つ一つの音ならわかる、が、一文の中に入って音が繋がったり、消えたりすると、とたんに聞き取れなくなる、というもの

例えば、”ウェアジュゲッリッ”　と、聞こえているのだけど、それが何を意味するのかがわからない。そんなことはありませんか？

スペルにしようとすると、”Where？？？そのあとがさっぱりわからん？？”ということになる
でも、もしdid you はつながると/ju/ という音になることがある、と知っていたら、

「ウェアジュ」→”WHERE DID YOU～?”という文だ、ということが、聞いたそばから反応できます

さらに/t/はある状況になると、ラ行、ダ行のような音に変化する、としっていたら、

「ゲッリッ」という音を聞いた瞬間、get it なのかな？と、スペルと音を結びつけることができるようになる

この反応ができるようになるか、ならないか、は「音声変化のルールの変化を知っているか、どうか

このルールを一つ一つインストールすることで、リスニング力を劇的に、確実に上げます



この力をつけたい人は、
是非ディクテーション（音声を聞いて、文字を見ずに、聞こえたものを書き取っていく方法）を試してみてくださいね。

２【正しい母音の発音、アクセントの位置を知る】

実践の場で話すとき、アクセントの位置を間違えると、それだけでもう通じない！ということがよくありました
ピアノ、もカタカナ発音で言ったところ、音楽の話をしていたにも関わらず、瞬時に怪訝な顔をされる、

レストランで「サラダ」と言ってもウェイターにわかってもらえない。。。。

それもこれもアクセントの位置が間違っているから（もしくはアクセントをつけずにフラットな音になっている）

さらに、英語の単語に一番頻出する音である母音（aiueo)は日本語だと「ア」は一文字でしかあらわさないけれど、英語では短母音だけでも５個！！

つまり、少なくとも５個の「ア」の発音の違いを知り、自分が発音できるようになる必要がある！

ネィティブが他人の言葉をキャッチするときに判断材料にするのが「アクセント」と「母音」！
つまり、この２つさえ、まず押さえれば、ググっと伝わる度合があがります

母音の発音、わからないし、、、一人でどうやって。。。？？という方は！

是非、Youtube動画で見ながら、一緒に練習してみてください！

動画を見ながら、動画の音と自分がリピートした音の両方をスマホで録音し、聞き直しながら、口の形をどう変えたら最も近づくのか、何度も録音しては、聞き直し、を繰り返しながら近づけていくと、どんどんリアルな発音に近づきます

３【チャンクで英語を理解する】

チャンク(chunk)というのは「塊」という意味。英語学習では、意味のある単語の塊のことを意味します

例えば、You must show the ticket at the entrance before you enter the room.　という一文

これは単語だと１３ワード

でもこれをチャンクで区切ってみると

You must show the ticket / at the entrance / before you enter the room　と、たったの３ブロックになる

スピーキングでゼロから１３単語を脳内からかき集め、作文するのは負荷が高くても、

一つ一つのチャンクのまとまりが、単体で脳内に入っていれば、たった３ブロックを組み合わせるだけで、一文ができあがる！



英作文はゼロから１語１語作り上げなくても、たった３つの塊だけ「パズルのように組み合わせるだけ！」でスラスラ話せるように（聞けるようにも）なるのです！！！

これは相当なエネルギー省エネになる＝負荷が低いぶん、処理速度があがります!!!!!

このチャンクで脳内に英語をストックしておく（１文ではなく！）、ということが「英語で英語を理解する思考回路づくり」の一番のもとになります！つまり、英語が使える人になるには、常にチャンクで英語を取り込む、ことが不可欠！になるわけです

ではどうやってチャンクを意識したらいいのか？
まず、練習する英文を用意し、チャンクで区切ってスラッシュを入れていきます

区切る場所は

カンマの前か後、接続詞の前、前置詞の前、関係代名詞の前、現在分詞＆過去分詞の前、長い主語の前、

などが主になります

是非！今日から試してみてくださいね☆